最近、お母さん方々からよくご相談をいただいています。
母乳不足でお困りの方、産後で疲れが溜まっている方、抱っこのしすぎで腰や肩が凝り固まっている方など、お悩みは様々です。
もちろん治療としては、ホルモンバランスを整えたり、冷えを解消したりと体の不調を改善するように行いますが、もっとお母さんたちの気持ちに寄り添えるよう、産前・産後の方のための勉強会に参加してきました。
講師は、助産師の田中みちえ先生。
医療になるべく頼らず、食事や運動など体の持つ力を上げて赤ちゃんを迎える…、そういった自然なお産ができるよう妊婦さんに体作りのアドバイスをされたり、講演会を行われている方です。
参加した日の講演会の内容は、
『知っておきたい妊娠する前からの準備、妊娠中の体作り』
自然なお産を促すために、体を冷やさない食べ物のことや運動など、日頃からすぐ実践できそうなことを教えていただきました。
私自身、特に勉強になったのは、参加されている妊婦さんや産後のお母さんとお話できたことです。つわりのキツさや大きなお腹を抱えて過ごす日々のことなど、男性にはなかなか分からない大変さがあります。
また、産後ケアにお灸が役立っているというお話も伺いました。
三陰交(*)にお灸をしたり、レッグウォーマーで三陰交を温めていると、産後の悪露がとれたという話題は、聞いていてとても嬉しいものでした。
産前産後は、心身ともに本当に大変です。風邪を引いても薬が飲めなかったり、疲れが取れにくかったり…。
さまざまなお話を伺うなかで、
あらためて鍼灸は、お母さんたちの力になれるのだと実感しました。
* 三陰交とは、内くるぶしから指4本上にある女性特有の疾患に効果を発揮するツボのことです。
写真はまたまた、むーちゃん。
むーちゃんのお母さんは産後のお疲れ・母乳不足で施術にきてあるお母さん。
この夏、宮古島に行ったそうです。
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